ミニマリストの森

ミニマリスト志望→終活へ…50代(ほぼ)おひとりさまのブログ

女性ならではの防災グッズ - 実際被災された方が必要としたもの

今日は3月11日。
東日本大震災から6年がたちました。


震災後熱心に取り組んだ防災対策、最近ではすっかり意識が薄れてきています。


ここでもう一度しっかり荷物を点検したいと思い、久しぶりに荷物を開けました。

目次

以前買ったこちらの雑誌

東日本大震災からもうすぐ3年(2014年)という時に刊行され、実際被災した方がどんな物を必要としているかの意見を聞いての防災グッズ、なるほど、とうなずける貴重な意見がたくさん載っています。

防災グッズ以外にも色々な角度から防災を取り上げた中身の濃い雑誌、読み応えがありとても参考になりました。

用意している荷物は二つ

リュックには防災グッズ、手提げには服が入っています。

リュックの中身

第一に用意すべきははホイッスルだそう。女性は防犯ブザーも、と推奨されていました。ライトは両手が使えるように頭に装着出来るものを。これらをリュックの外側のポケットに入れてあります。トイレットペーパーは芯を抜いて、ティッシュは箱から出して。ラップは怪我の時や汚れた場所に敷いて座れる等多用途に使えるて助かるらしいです。

①大事なもの色々の袋

お金、中でも小銭を多めに、とのこと。メモ帳とペン・災害虎の巻・軍手(ゴム手袋は私の手が荒れやすいので念のため)・輪ゴム・ヒモ・洗濯バサミ・アーミーナイフ・お菓子・寒さ対策グッズ・携帯充電器とラジオ。

携帯充電器とラジオの袋

携帯充電器は電池式の物と手回し式の物を。

②トイレ関係

待ったがきかないトイレ。使い捨てトイレや大人用オムツを。また、ウェットティッシュでデリケートゾーンを拭くとアルコールで刺激があって嫌だったという話も。赤ちゃんのお尻拭きを用意しました。

③生理用品

生理用品・ショーツ・色付きゴミ袋。一律平等の原則で、理由を言って1枚ずつナプキンをもらっていた避難所もあったそう。とりあえず一周期分。また、下着が替えられない場合にパンティライナーが役に立ったそうです。

疲れて免疫力が落ちているところに清潔が保てないと膣炎になってしまうこともあるそうで、携帯用ビデはデリケートゾーンを外から洗い流すのに役にたった、水を入れ繰り返し使った、と推奨されていました。

④衛生関係

体調を崩さない為に、清潔を保つ事・ストレス対策が大事だそう。歯みがき・洗顔シート・オールインワンのクリームやリップ、髪を洗えない時のゴムやバンダナ、眉ずみ、アイマスク(耳栓)、お気に入りの香りも。あと被災地で多くの女性が欲しがったのが鏡だったそうで、自分の顔を見てやっと我に返った、という人もいたそう。荷物に余裕があればドライシャンプーや石鹸類も。

⑤薬類

私はアレルギーがあり、塗り薬と手袋・靴下は手放せません。また体調を崩しやすくなるので普段の飲み薬があると安心です。マスクは必須です。持病がある方は、薬を持ち出せるようにして手元に置いておけるといいですね。

手提げの中身

スポーツウェア・ヒートテック・スパッツ・靴下・傘やレインコートを入れました。寒い時期に外に出る事・避難所で過ごす事を想定してみました。もう着ない服を一式ハンガーにかけて吊るして置く、という方法も紹介されていましたが、着替えている余裕がない場合もあるかも…一応そんなことも想定してこうしてまとめておきました。

おわりに

以上です。


実際身一つで冬の寒空の下を逃げる事、避難所で過ごす事を想像しながら荷物を揃えました。


これからも情報を仕入れ、足りないものを足していきたいと思います。


いつの間にか納戸にしまい込んでいたこの荷物たち、サッと持って逃げられる様、再び寝室に移動させました。


いつ来てもおかしくないと言われている大地震、意識を持ち続けていかないといけないな、と改めて気持ちをひきしめました。



以下↓は2014年版を元に作られた2016年新装版。

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