ミニマリストの森

ミニマリストになりたいアラフィフ(ほぼ)おひとりさまのブログ

外見の美、ということについて心に留めておきたいこと



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自分の中に、どうにも気になってひっかかってしまう重いテーマがいくつかある。

 

自分は全般的に人権や差別に敏感ではあるのだけれど、そういったものの中で特に気になることのひとつがハンセン病だ。

 

顔や手足などに後遺症が残ってしまうということ、非常に弱いとはいえ感染症であったということが重いスティグマ(社会的烙印)を背負う結果となったハンセン病。

 

今回図書館で借りた本。

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在日朝鮮人である著者が、日本全国のハンセン病療養所の在日朝鮮人の同胞と寝食を共にし撮り続けた写真の数々。(著者はハンセン病患者ではない。)

 

あとがきに説明ははあるものの、中の写真には説明文が全くない。

 

なので場面を想像して写真を見ていくのだが、ただ海を写した写真、高い塀を写した写真などの方が、そこに立ってその景色を見ていた人の心情を想像させられ胸に迫る。

 

また、縁側のような所に座り下を向いて何か作業をする小学生位の男の子を後ろから写した写真があった。寂しげに見えるがもしかしたら何かに熱中しているだけなのかもしれない。

 

でも、そうだ、当然子どもの患者もいただろう、とハッとさせられる。

 

以前、東京都東村山市にある国立療養所多磨全生園の隣にある国立ハンセン病資料館に行ったことがある。

HOME|国立ハンセン病資料館

 

昔の療養所での生活が人形や写真や文章でとてもリアルに再現されていた。ある病気にかかったというだけなのに、そして病気というだけで大変なのに、更になぜこんな仕打ちを受けなければならなかったのか…翻弄され続けた人々の運命の理不尽さがあまりに大きすぎて辛かった。

 

 

外見の美、正直それはとても気になることで、外見を整えようとする気持ちは自然だし大切だけれど、それと共に、人間には色々な角度からの見方があって、色々な要素があって、色々な美しさがある、そういうことを忘れずに頭のどこかに持っておきたい、と思う。

 

ちなみに宮崎駿さんはハンセン病資料館に行って大変な衝撃を受けて、『もののけ姫』に、タタラ場という所で働く人々を登場させているが、それがハンセン病患者なのだそう。

 

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